誰でも「健康のための運動」を、専門家の立ち会いのもとでより実践的に行うことが出来るのが「スポーツクラブ」、または「フィットネスクラブ」と呼ばれる施設です。
スポーツクラブは、経済産業省の「特定サービス産業実態調査」という調査においては、「室内プール、トレーニングルーム、スタジオなど室内の運動施設を有し、インストラクター、トレーナーなどの指導員を配置し、会員にスポーツ、体力向上などのトレーニング方法などを教授する事業所」と定義されています。
現在その市場規模は3000億円近くあり、今後さらなる成長が見られると推察されていますが、事業が始まったのは1970年代で、その後1980年代に入り余暇の多様化やバブル景気の影響で一気にその数が増加しました。1990年代のバブル崩壊とともにその多くが経営不振に陥りましたが、2000年代に入って健康ブームが巻き起こると、再び施設数は増加を見せそのまま現在に至ります。
スポーツクラブでのサービス内容は各施設によって異なりますが、共通して行われる主なサービスとしては、インストラクターの付き添いのもと、会員に個人指導を行うパーソナルトレーニングや、会員各自が持つ目標達成のためのトレーニングメニュー作成とそのフォロー、トレーニングウェア、トレーニングシューズ等の用品レンタル、会員の身長、体重、血圧、体脂肪率などを測定してくれる数値測定サービス等があります。
近年では運動のための施設だけでなく、レストランや運動後に入るサウナやスパが併設されているクラブもあり、時代の変化とともにスポーツクラブの様相も変化を見せていることが伺えます。